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はじめに

突然ですが、何気なく鏡を見ていて、ふと「私の髪の毛ってこんなパサパサだったかな」と思ったことはありませんか?

毎日触れていて、毎日見ているとなかなか変化に気が付くことができませんが、「あれ?」と思ったときこそキレイになるチャンスでもあります。見た目の変化からガッカリもしてしまいますが、髪はきちんとケアをすると、ちゃんとそれに答えてくれます

どんな人でもツヤのあるキレイな髪になることができます。まずは、あなたの髪に何が必要なのかを見極めることからはじめましょう

そもそも「ツヤ」とは?

髪の表面のキューティクルが滑らかに整っていると、光を反射してツヤとして見えます。

キューティクルは髪の表面のうろこ状になっている表面部分のことです。髪の内部を守り、水分や栄養素が外に出てしまわないように表面を覆っています。

だいたい6〜8枚が重なり合ってピタリと閉じているのですが、ダメージしていくと合わさっていたキューティクルが浮いてきます。これによって手触りがゴワゴワ、ザラザラになり、表面も整って見えないのでツヤがなくなってしまうのです。

ツヤのある髪をキープするためには、キューティクルがピタリと閉じた状態でないといけません。では、傷んでいない髪は無条件にツヤがあるのかというと、そうでもありません。

クセのある髪だと、もともとはツヤのある髪だとしても光りが乱反射してしまって、「ツヤがあるように見えない」のです。「くせ毛って損じゃない!」と思えてしまいますが、これも事実です。

髪が作られる地肌にも栄養が行き届いていることも重要なんです!

さらに、加齢によってもツヤは失われてしまいます。みなさん知っている通り、髪は毛穴で作られます。ですがその毛穴が加齢とともに老化してしまい、いままでのように働かなくなります。地肌も乾燥してつっぱってしまうので血流も悪くなり、栄養が行き届かなくなります。

それによって、いままでのような髪を作れなくなってしまいます。キューティクルの枚数が1〜2枚減ってしまい、厚さも薄くなってしまいます。また、脂質が減って髪が乾燥しやすくなり、キューティクルが浮きやすくなります。

加齢によって肌だけでなく、髪も見た目が変わってしまうのです。どんな人もみんな平等に歳を重ねていくのですが、加齢は遅らせることがでるのなら、うんと遅らせたいですよね!

ツヤのある髪は、清潔感があるだけでなく、若くイキイキとして見えます。さらにしなやかさや女性らしさも感じるので、どの人からも「ツヤ髪をになりたい!」と人気なのです。

絶対NG!ツヤを失う4大原因!

ツヤのある髪になるためには、まずはNG習慣について勉強しましょう。どれか当てはまってしまう人は、いくら他の方法でツヤのためにケアをしても、あまり効果が出ないこともあります。

すぐにトリートメントを買ったり美容室へ行くのももちろん良いのですが、まず始めの第一歩として、NG習慣のない生活を心がけてくださいね。

NG習慣1 濡れたまま寝る

乾いている時よりも、濡れている時の方が髪の毛は傷つきやすいのです。必ず乾かしてから眠りましょうね。

忙しい現代社会では、仕事も家事も息つく暇なくいつもバタバタですよね。お風呂でゆっくりシャンプーとトリートメントをするという人は少ないと思います。

ましてや、ゆっくり髪をドライするというのも時間にゆとりのあるときだけで、普段はササっと乾かして終わりのはずです。ですが、ぬれたまま寝てしまうのはキューティクルをダメージさせる原因につながってしまうので要注意です。

ぬれた状態の髪はキューティクルが開いているので、髪の内部の水分や栄養素が外に出やすくなってしまいます。さらに、寝グセがつきやすくよりパサパサに見えてしまいます。

お風呂から出たすぐ後でなくてもいいので、ツヤのある髪のためにまずは髪をしっかり毛先まで乾かしてから寝るという習慣に変えましょう。

どうしてもドライヤーの時間を短縮したい人は、あらかじめタオルドライをしっかりしておくと、あっという間に乾かすことができます。

NG習慣2 ケアをしないのにヘアアイロンをよく使う

とても高温になるヘアアイロンの使い過ぎにもご注意を!トリートメントで事前に保護しましょう。

ヘアケアには無頓着だけど、スタイリングはきちんとするおしゃれさんに多いです。ヘアアイロンは160°や180°など、とても高温になります。ゆで卵だって100°でできてしまうのですから、何もケアをしないと髪のタンパク質がカチカチに固まってダメージしてしまうのも納得ですよね。

コテやヘアカーラー、ストレートアイロンなどを使うのでしたら、お風呂で使うシャンプーやトリートメントもそろえておくのが理想的ですが、せめて流さないタイプのトリートメントで髪の表面のキューティクルが傷んで溶けたりしないように保護するようにしましょう。

NG習慣3 スタイリング剤の使用方法が間違っている

ヘアスタイリング剤は、ヘアアイロンの後に使う事!前に使ってはいけません。

実は、意外と多いのがスタイリング剤の使用方法ミスです。美容室でスタイリング剤を買っている人はあらかじめ美容師が使用方法を説明するのでそこまで間違った使い方の人はいません。

気をつけてほしいのは、市販のスタイリング剤を買った人で、自分で勝手に判断して使っているケースです。

巻き髪がよくもつという噂を信じて仕上げのハードスプレーを巻く前に使っていませんか?カールがもつような気がするのは、スプレーの成分がヘアアイロンの熱によって化学変化してしまって、髪にこってりこびりついているからです。

カールがキープできているのではなく、スプレーが化学変化をして固まっているだけで髪をとても傷ませてしまうので、絶対NGです。ワックスやスプレーなどの仕上げに使うスタイリング剤は、必ずヘアアイロンを使用した後に使ってください!

NG習慣4 セルフカラーのしすぎ

実は、市販のヘアカラー剤は美容室で使う成分よりも強いものが多いのです。使い過ぎは禁物!

薬局やコンビニエンスストアなどで売られている市販のカラー剤は、不器用な人や髪の染まりにくい人でもある程度同じように染めることができるように、薬の成分が強いことがほとんどです。

美容室へ予約の電話を入れたり、2〜3時間滞在する時間を考えると、好きな時に好きな場所だけ染めることのできる市販のカラー剤はとても便利に思えますよね。

ですが簡単に使える分、毛先も根元も関係なくカラー剤がついてしまったり、染めなくてもいい場所にカラー剤がついて傷んでしまうことがあります。また、美容室のように毛先のダメージの配慮ができず、専用の前処理のトリートメントもできないのでムラやパサつきも出てしまいます。

このように、市販のカラー剤で染めすぎてしまうと、髪のダメージが進みツヤを失いやすくなるのです。

どうしても市販のカラー剤を使ってヘアカラーをしたい場合は、根元の伸びたプリンのみ部分的に染めて、毛先まで染めたいときはなるべく美容室でプロの手によって染めてもらいましょう

どれか当てはまることはありましたか?ひとつでも当てはまる人は、今日からできる範囲でNG習慣をやめられるようにがんばりましょう!

美容室でツヤ髪になる方法

では次に、ツヤのある髪になるために美容室ではどんな種類のケア方法があるのかチェックしていきましょう。

かかる時間や予約方法など、美容室によっても異なるためにあらかじめ美容室へ確認してくださいね。また、「ツヤのある髪になりたい」と思っていることも担当の美容師に伝えてください。

あなたの髪にはどのメニューをするのがオススメなのかを教えてもらえます。たとえ些細なことであっても、何か要望がある場合は美容師と気持ちを共有しておくことが、上手な美容室の使い方です!

美容室でツヤ髪になる方法1 システムトリートメント

美容室では、単に見た目を追うのではなく、髪のダメージケアから始め丁寧に仕上げていきます。

ほとんどの人がパッと思いつくのはやはりトリートメントのメニューだと思います。美容室でのトリートメントは、簡単にできるタイプから、ホットミストや冷却スプレーなどを使って徹底的に補修するタイプなど、さまざまなレベルがあります。

普段自宅ではできないようなしっかりとした補修タイプのトリートメントは、ツヤ髪になりたい人にはオススメです。分子量の細かい順にタンパク質やコラーゲン、ヒアルロン酸などを重ねていき、最後には擬似キューティクルで髪の表面にフタをするようにして、トリートメントがすぐ取れてしまわないようにカバーします。

髪によっては、そこまでの補修コースでなくても、水分補給のタイプで良い場合もあり、人それぞれに違うので、どのレベルのトリートメントをすると良いのか美容師に確認してください!

美容室でツヤ髪になる方法2 ストレートパーマ、縮毛矯正パーマをかける

先ほども話をした通り、クセ毛はストレートの髪に比べると、どれだけツヤのある髪だとしてもクセの髪の断面で光を乱反射してしまうので、ツヤがないように見えやすい髪質です。

またクセのある人は「うまくスタイリングをすることができない」と思う人が多く、ストレートパーマや縮毛矯正パーマをかける人が多いです。

よりしっかりとサラサラのストレートヘアにしたいときは、縮毛矯正パーマがオススメです。1剤と2剤の間に、ストレートアイロンで髪をまっすぐにのばす熱処理を加えるので、髪がしっかりとストレートの状態を形状記憶するので、もちがとても良いです。

以前かけた美容室でのカールのパーマや、ボリュームダウンくらいでしたら普通のストレートパーマでも大丈夫なのですが、クセそのものをストレートにしたい場合は縮毛矯正パーマでないとまっすぐのストレートヘアになりにくいので気をつけてください。

美容室でツヤ髪になる方法3 定期的にヘアカットをする

当たり前なようですが、ヘアカットというのは、髪の毛先の枝毛を切り落とす技術でもあります。髪の束を見てもわかるように、傷んだ毛先はまっすぐにならず、ピョコピョコとあちこち向いていますよね。

この毛先が手触りの悪い原因です。なので、このピョコピョコ飛び出たダメージ部分の毛先のみ、プロ用のハサミでカットして取り除いていきます。この技術は、毛先の長さを変えないのに枝毛のみカットで取り除けるので髪を伸ばしている人にとても人気があります。

髪に少しでも薬を使いたくない人や、そこまでダメージしていない髪質の人ならカットでもしっかりツヤを出すことはできます。

美容室でツヤ髪になる方法4 髪質改善カラーをする 白髪染めをグレーカラー2.0に変える

よりワンランク上の艶を求めるなら、髪質改善カラーがおすすめです。

従来の一般的なトリートメントシステムは、髪の主成分であるケラチンタンパク質を中心に分子量を調整しながら、毛髪内のトリートメント効果を求め、毛髪表面は様々なコーティング処理を行うものがほとんどでした。

一番不足し必要とされている水分補充力が低い・・・△
毛髪内部でのトリートメント成分の補充定着力が弱い・・・△

その結果、理想的な効果を得ることができませんでした。

当店の髪質改善トリートメントは・・・

「完熟覚醒ミネラル液(QCP)+熱エネルギー」の相乗効果により、必要とされる成分(水分・タンパク質・脂質)を毛髪深部までしっかり浸透させ、高い共有結合力(※注)により補充定着させることを可能にしました。

一番不足し必要とされている水分補充力が高い・・・◎
毛髪内部でのトリートメント成分の補充定着力が高い・・・◎

その結果、今まで感じたことのない、潤い・しなやかさ・ツヤを実感頂くことができます。
また、施術回数並びにホームケアを重ねることで、毛髪内での補充定着が促進され、本来あるべき健康な毛髪へと髪質改善されていきます。

グレーカラー2.0は・・・

従来の白髪染めよりもそもそものダメージを少なく白髪を染めているので、素材の持つ水分、油分、艶が損なわれていない状態です。

詳しくはこちらをご覧ください

グレーカラー2.0で染め続けた髪は、素材の良さが生かされた状態なので、通常の白髪染めを繰り返した、真っ黒で艶がなく硬くなった髪よりも、髪質改善トリートメントの効果がより引き出されます。

美容室でツヤ髪になる方法5 ヘッドスパをする

写真は京都の美容室giftのヘッドスパの様子

ヘッドスパといえば、地肌のもみほぐしや、毛穴に詰まった汚れを落とすというイメージが強いと思いますが、じつはそれだけではなく、髪にツヤを与えます。

なぜかというと、美容室で使う上質なシャンプーやトリートメントがヘッドスパをしている間に地肌だけでなく、外側から髪の内部へしっかり栄養素を届けるからです

また、クレンジングなどの特殊なクリームやオイルを使うことで、普段落としきれていない毛先についたままのワックスやスプレーなどのスタイリング剤がキレイに落ちるので、髪本来のツヤに戻すことができるからです

ヘッドスパは、「頭皮のもみほぐしでリラックスしながら髪にツヤも出る!」と女性の間でとても人気のメニューです。美容室によってはヘッドスパとトリートメントの合わさったスペシャルメニューもあるので、もみほぐし施術が好きな人はぜひ試してみてください。

シャンプー台で寝てる間にヘッドスパもトリートメントもできて、毛穴もスッキリ、髪もツヤが出るなんて最高の贅沢ですよね!